ナショナル トレーニング アカデミー帯同
秋風の立つ爽やかな季節となりました。
平素は格別のご高配を賜り、心より御礼申し上げます。
こんにちは!柔道整復師の椛山(かばやま)です。
さて、私は現在サッカー⚽️とハンドボール🤾のチームに帯同しておりますが、今年度はNTAというハンドボールの活動にも帯同をしています。
先日、海外遠征に帯同してきましたので本日はそのご報告です。
「NTA」とは?
まずはそこからご紹介です☝️
「NTA(National Training Academy)とは、日本ハンドボールのオリンピック出場とメダル獲得に向けた中期・長期継続強化計画のためのエリート教育を行う場であり、発掘と強化の間の連結部分の役割を果たす最高育成機関」です。※1
いわゆるカテゴリーとしては「U(アンダー)16」と呼ばれている世代で、主に高校1年生が全国から男子、女子がそれぞれ招集されます
ここ数年はコロナで海外遠征は中止になっていましたが、今年は催行されました。
今年の開催地は「スウェーデン🇸🇪 古都ルンド」です。
街の象徴となるルンド大聖堂が街の中心にあり、北欧屈指の名門大学「ルンド大学」もあり、学園都市と呼ばれているそうです。とても落ち着いた街で、緑も多くとてものどかな地域です。
ホテルを拠点に体育館を行き来する10日間のスケジュールです。
この遠征期間は日本単独で練習するだけでなく、現地のU16のチームとのトレーニングマッチ、現地の選手たちとの交流などが行われました。
※2(選手・スタッフの紹介は公式SNSにもアップされています)
トレーナーとしてこの期間を通しての業務は主に以下でした。
・選手のコンディション管理(体重など)
・テーピング
・練習前後のアップ・クールダウン
・練習、試合中の有事に対応
・練習中のコーチの補助
・各スタッフ(コーチ)への報告、連携
・宿舎での選手のコンディショニング
日々タイトなスケジュールで、ホテルに戻ってくると21時を回る日もあります。
選手も現地の慣れない食事、環境、コンディション管理は大変だったと思います。
ただ、今回は大変素敵なホテルを用意していただき、練習までの間に時間が空く日はジムやプールを利用してリフレッシュする選手が多く、大人より選手たちの方が楽しんで過ごしていた印象です。
タイトなスケジュールをこなしているとは思えないほどに、さすが全国の強豪チームから集まってきた選手たちと感じました。
現地のトレーニングマッチは国歌斉唱も行われ、弱冠15歳、16歳ではあるものの日の丸を背負ってコートに立つ姿は本当に頼もしく感じました。
遠征は大きな怪我もなくあっという間に10日間を終え、無事日本へ帰国できました。
将来の日本代表になる可能性を秘めている選手たちと過ごした10日間はとても貴重な時間でした。
今年度はあと数回国内合宿が予定されています。
この世代はトレーナーが選手に与える影響も大きいといわれるため、トレーナーとしての責任と自覚を持って残りの合宿もしっかりとこなしてこようと思います。
それではまた活動の報告をさせていただきます。
長々となってしまいましたが、ここまでご覧くださりありがとうございます!
柔道整復師
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
椛山祐輔(かばやま ゆうすけ)
※1
日本ハンドボール協会より引用
https://www.handball.or.jp/training/junior_academy.html
※2
日本ハンドボール協会公式Instagram
https://www.instagram.com/japanhandballassociation/